スーパーヘリコプター

アイデアコンテストで優勝した「スーパーヘリコプター」。回転台座にやじろべえ状になったアームが載り、その片方にエンジン駆動のファンが付き、反対に人が乗ってファンの向きや、駆動強度を操作することで、ジャンピングや旋回を行いつつ浮遊感覚を味わえる遊園地乗り物的な大型作品。最高に上がると視点は4m近く、また旋回は最速で５秒に１回転くらいで、とても楽しく迫力があった。子供の頃に遊んだ玩具をアイデアの基にしたので、同名称となった。

搭乗者はエンジンスロットルと左のファンユニットの向きを操作し前進も後進も可能。ファンを高回転にすると搭乗者側が上がる。

手前にファンユニットのファンが見える。スクラップのミニバイクのエンジンユニットにアルミファンを取り付け、安全ガードを作って覆った。

浮遊感がとても楽しかった。周回は最速で５秒で１周、ホッピングは３秒程度で上下往復できた。構造は殆どアルミ材。設計はTompeiが行い、社内の工作機械や溶接機を、みんなできちんと許可を得て借りて製作した。まさに最良のものづくり体験であった。写真の審査当日は日曜日。金曜夜は徹夜、そして前日夜も殆ど徹夜。

優勝の10万円をみごとGET！右手で握っているのがファンユニットの向きを変えるレバー、左（向かって右）がエンジンスロットルを回すグリップ。フッドステップにシートベルトも付けた。半日近く、仲間で乗って遊んだが、故障や事故はなかった（実は、不安はなくはなかったが）。