秋葉原めぐり（その１）

最近ご無沙汰でしたが、昔から秋葉原にはよく行きました。まだロボット製作が一般的でなかった学生時代、週に１回くらい学校からバイクを飛ばして通っていました。当時は得体の知れないジャンク品を並べて売っていた「ジャンク屋」がたくさんあって、大した目的もないのに散財していました。今は個人でのロボット製作が当たり前になり、隔世の感があります。そしてかわいいメイドの出現も楽しいものです。ミリタリーものからディープな少女フィギュア、人形まで撮れるものはたくさん集めてみました。メイド喫茶の店内写真が撮れなかったことがとても残念でした。
（撮影：2006/5、2006/6）

秋葉原はJR山手線、京浜東北線、総武線、そしてつくばエクスプレスが通る交通の要衝です。探索する場合の降り口は右写真の、駅の南西の「電気街口」がいいでしょう。メイドがたくさんいたラジオ会館前の広場に出ます。

左写真上方の総武線の鉄橋の下、中央通り道路をまたぐ周辺です。中央左の「ラジオセンター」はアキバの電気街の中の代表的なところです。小部品や一部製品類はここに行けば大抵揃います。以下、ラジオセンターの内部です。

左はラジオセンター街の東側入り口付近です。ラジオセンターには上写真の総武線の下を平行に、３つのトンネルのような通りがあって、そこに様々な品種を扱う小店が並んでいます。その種類は多様です。右はその通りの一つの中です。冷房も入っているようです。

各小店は上２枚のように小ブース式で、大抵の店では店長＝社長が一人座っています。店員が何人もいる広いブースの店もあります。右は「汎用店」で、抵抗、トランジスタ、代表的ICから端子台、可変抵抗器まで揃います。ちょっとした電子工作ならこの１店で全て間に合いそうです。左のようなオバチャンがいる店もあります。

上の写真の秋葉原駅南西の「電気街口」には、宣伝などのためのメイド、というか娘たちがたくさん現われます。その場所で見つけたかわいらしい「娘」です。ただ、娘と言っても、自分の所属店の宣伝　自分自身を売り込むメイドやその他コスプレ娘(近く、自分のライブの予定あり、とか)など色々がいます。　・・・この写真の娘は後者で、自分で行うライブの宣伝をしていました。この娘や、日曜日の歩行者天国の時、メイドが現われるとカメラや携帯でのさながら撮影会が見られます。

典型的なメイドさん。衣装代も結構かかっている感じです。この娘たちは上記にもあるように、カードで店の宣伝をしていました。そういう「メイド喫茶」などに行ってみるのもいいでしょう。

万世橋から中央通りに沿って眺めた秋葉原中心部。中央の高いビルは秋葉原ダイビル。まっすぐ進むと上野、さらに進むと浅草です。

上掲のメイドたちが出現する広場（手前）に面するヲタ系の殿堂(?)ラジオ会館です。パソコンの黎明期から最先端のショールームであったNECの「Bit-INN」ほか上層階にはたくさんのパソコン、マイコンショップがありました。今は既に「Bit-INN」を始め殆どの電気店はなく、代わって模型・フィギュアの店、アニメ本や怪しい同人誌を扱う書店など、アキバオタクを代表する店で一杯になっています。

「食玩」の「ワールドタンクミュージアム」（144分の1戦車フィギュア）などで有名な各種精巧フィギュアメーカー海洋堂の店です。色々な食玩や、数十年以上前のお菓子のおまけ等が展示されていて楽しいです。コストもかかっているのでしょうが、ラジオ会館内の他のメーカーのフィギュア等と比べるとやはり品質では大きくリードしていることが分かります。